母乳をやめた息子に命を救われた母!乳がん発覚 [子育て]
乳児が母の乳がんを察知 母乳を突然飲むのをやめた息子に命を救われた母(英)【海外発!Breaking News】
ある日を境に母乳を飲まなくなった息子を見て、母はふと不安になった。病院へ行っても「異常なし」と言われるばかりだったが、3か月後に乳がんが発覚した。医師も見つけられなかった乳がんを真っ先に察知したのは我が子だった。そのおかげで母は現在治療を受け、命が救われることとなった。
英紙『Metro』が伝えている。
母の直感は鋭いというが、子の直感もそれに勝るとも劣らない。英スタフォードシャー州に暮らすサラ・ボイルさん(26歳)が最初に右胸のしこりに気付いたのは2013年の1月だった。GP(一般診療)で診断を受けたところ「良性の嚢胞で問題はない」と言われた。
その後サラさんは、2015年に夫スティーヴンさん(28歳)との間に第1子を授かり、2016年2月に健康な男児テディ君を出産した。母乳育児をしていたサラさんは、テディ君が生後5か月の時に右胸の母乳の出が悪いことに気付いた。
よく見ると右胸だけがなんだか萎んで見える…そう思ったサラさんはヘルスケアアシスタントに連絡を取ったが「よくあることだから特に心配はいらないですよ」と言われただけで終わってしまった。
母乳を吸わなくなった息子のおかげで乳がんが発覚した母(出典:http://metro.co.uk)
しかしテディ君が6か月になった時、完全に右胸の母乳を飲まなくなった。姿勢を変えて無理に飲ませようとしてもぐずってサラさんを叩こうとするだけで、右胸の母乳を一切欲しがらなくなってしまったのだ。心配になったサラさんは再度GPへ出向き、ひょっとして嚢胞と関係があるのではないかと医師に訊ねたが、ここでも「問題ない」という返答だった。
数か月間、なんとかテディ君に右の母乳も飲んでもらおうと努力したものの、テディ君は一切飲もうとはしなかったそうだ。そしてテディ君が生後8か月の時にサラさんは再びGPを訪れ、どうかスキャン検査をと願い出た。
実はサラさんは2013年から4年の間、5回もスキャン検査を受けている。嚢胞の大きさが微妙に変化していることに気付き、念のために検査をしてもらったのだが、いずれも「ホルモンによるもの」「悪性ではない」という診断ばかりであった。
これまで不安を抱えながら生活して来たサラさんは昨年11月、ようやくロイヤル・ストーク大学病院で超音波検査を受けることができたが、その後すぐに医師から生体組織検査を受けるようにすすめられた。そして2週間後の検査の結果、サラさんは若い女性には非常に稀な「トリプルネガティブ乳がん」のグレード2だと診断された。
検査の結果が出た時には、がんは嚢胞の中ですでに3か月成長していた。それはまさにテディ君が母乳を飲むことを止めた時期と重なっている。以降、サラさんは授乳を止め化学療法に専念し、現在は治療の半分が済んでいる段階だという。
今後、サラさんは両方の乳房切除と乳房再建手術を行う予定だそうだ。何度GPへ出向いても医師が発見することができなかった乳がんを、我が子が瞬時に察知してくれたおかけで命が救われたとサラさんは喜んでいる。
乳がんケアの専門看護師であるキャサリン・プリーストリーさんも「医師が診断するまえに、ごく稀に赤ちゃんが乳がんを察知すると聞いたことはあります」と語っている。
やはり母と子供の絆は深いものだと言えよう。
サラさんは自分の経験から「胸の異常に気付いたら、すぐに検査してもらうようにしてください」と呼びかけている。
出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
Techinsight引用
ある日を境に母乳を飲まなくなった息子を見て、母はふと不安になった。病院へ行っても「異常なし」と言われるばかりだったが、3か月後に乳がんが発覚した。医師も見つけられなかった乳がんを真っ先に察知したのは我が子だった。そのおかげで母は現在治療を受け、命が救われることとなった。
英紙『Metro』が伝えている。
母の直感は鋭いというが、子の直感もそれに勝るとも劣らない。英スタフォードシャー州に暮らすサラ・ボイルさん(26歳)が最初に右胸のしこりに気付いたのは2013年の1月だった。GP(一般診療)で診断を受けたところ「良性の嚢胞で問題はない」と言われた。
その後サラさんは、2015年に夫スティーヴンさん(28歳)との間に第1子を授かり、2016年2月に健康な男児テディ君を出産した。母乳育児をしていたサラさんは、テディ君が生後5か月の時に右胸の母乳の出が悪いことに気付いた。
よく見ると右胸だけがなんだか萎んで見える…そう思ったサラさんはヘルスケアアシスタントに連絡を取ったが「よくあることだから特に心配はいらないですよ」と言われただけで終わってしまった。
母乳を吸わなくなった息子のおかげで乳がんが発覚した母(出典:http://metro.co.uk)
しかしテディ君が6か月になった時、完全に右胸の母乳を飲まなくなった。姿勢を変えて無理に飲ませようとしてもぐずってサラさんを叩こうとするだけで、右胸の母乳を一切欲しがらなくなってしまったのだ。心配になったサラさんは再度GPへ出向き、ひょっとして嚢胞と関係があるのではないかと医師に訊ねたが、ここでも「問題ない」という返答だった。
数か月間、なんとかテディ君に右の母乳も飲んでもらおうと努力したものの、テディ君は一切飲もうとはしなかったそうだ。そしてテディ君が生後8か月の時にサラさんは再びGPを訪れ、どうかスキャン検査をと願い出た。
実はサラさんは2013年から4年の間、5回もスキャン検査を受けている。嚢胞の大きさが微妙に変化していることに気付き、念のために検査をしてもらったのだが、いずれも「ホルモンによるもの」「悪性ではない」という診断ばかりであった。
これまで不安を抱えながら生活して来たサラさんは昨年11月、ようやくロイヤル・ストーク大学病院で超音波検査を受けることができたが、その後すぐに医師から生体組織検査を受けるようにすすめられた。そして2週間後の検査の結果、サラさんは若い女性には非常に稀な「トリプルネガティブ乳がん」のグレード2だと診断された。
検査の結果が出た時には、がんは嚢胞の中ですでに3か月成長していた。それはまさにテディ君が母乳を飲むことを止めた時期と重なっている。以降、サラさんは授乳を止め化学療法に専念し、現在は治療の半分が済んでいる段階だという。
今後、サラさんは両方の乳房切除と乳房再建手術を行う予定だそうだ。何度GPへ出向いても医師が発見することができなかった乳がんを、我が子が瞬時に察知してくれたおかけで命が救われたとサラさんは喜んでいる。
乳がんケアの専門看護師であるキャサリン・プリーストリーさんも「医師が診断するまえに、ごく稀に赤ちゃんが乳がんを察知すると聞いたことはあります」と語っている。
やはり母と子供の絆は深いものだと言えよう。
サラさんは自分の経験から「胸の異常に気付いたら、すぐに検査してもらうようにしてください」と呼びかけている。
出典:http://metro.co.uk
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)
Techinsight引用
考える力が育つ!返答に困る子どもの質問”なぜしちゃいけないの?”への正しい答え方 [子育て]
子どもから投げかけられる質問に、うまく答えられないことはありませんか? 「なぜ、勉強しなければいけないの?」と聞かれたら、返事に困るママも多いはず。
今回は、僧侶・保護司・空手道場館長の向谷匡史さんの著書より、子どもの「なぜ」に対する答え方の一部をご紹介します。
考える力が育つ!返答に困る「子どもの質問」への正しい答え方
会話の中で「なぜしちゃいけないの?」「なぜしなくちゃいけないの?」と子どもから質問されることはありませんか?
大人なら当たり前に思っていることでも、子どもにとっては不思議なことが世の中にはたくさん。子どもからの無邪気な質問に、時にはどう答えるべきか悩むこともあるでしょう。
浄土真宗本願寺派僧侶、保護司、空手道場館長として、20年にわたって子ども達と向き合ってきた向谷匡史さん。
向谷匡史さんの著書『考える力を育てる 子どもの「なぜ」の答え方』では、実体験をもとに、子どもが自ら考え、成長し、自立できる答え方が紹介されています。
そこで今回は本書の中から、家庭の「なぜ」に関する答え方を2つピックアップしたいと思います。
1:「なぜ、ゲームばかりしていてはいけないの?」
学校から帰るとすぐにゲームを始める、家族で外食に行っても、旅行に行ってもゲーム機を離さないなど、子どもとゲームの付き合い方に悩むママは少なくありません。
「いつまでゲームしてるの!」なんて叱った経験がある方もいるのではないでしょうか。
ゲームに関して親から叱られることで、「ゲーム=悪」と思ってしまう子どもが多いといいます。しかしゲームを楽しむことは、決して悪いことではありません。
向谷さんは「ゲームをやってはいけない」というのではなく、「ゲームばかりやってはいけない」という両者の区別をはっきりさせて、「どうしてゲームばかりやってはいけないの?」との質問に答えるべきだと考えているそうです。
そして向谷さんの答えは「バカになるから」というシンプルなもの。
高学年の子どもであれば「ゲームは頭を使うよ!」なんて反論することもあるでしょう。
そんなときには、「それじゃあゲームを頑張ったら算数や国語ができるようになる?」と問いかけてみます。これに「いや……」と子どもが返事に詰まれば、次の会話をしていきましょう。
「一日は24時間だよね。学校に8時間、睡眠に8時間、それに食事やお風呂、習い事、宿題、テレビを見る時間を引いたら残りは何時間?」と一緒に計算をしていけば、残るのは2時間程度。
そこから「その2時間全部をゲームに使って、勉強もしない、本も読まないとなれば、バカになるんじゃない?」と、子どもにもわかる理屈を話すのです。
そして「ゲームをやるのが悪いのではなく、ゲームばっかりやるのはダメだってこと。だから週に1回だけ、1時間はどう?」と代替案を出します。
すると「週1回じゃ少ないよ。3回」(子ども)、「3回は多いわね。それじゃあ間をとって2回」(母親)などと、親子で話し合うことができます。
親が一方的に禁止する、時間を設定するのではなく、話し合って子どもを納得させることがポイントになるのです。
2:「なぜ、勉強しなければいけないの?」
子どもから「なぜ勉強しなきゃダメなの?」「なぜ宿題をしなければならないの?」と聞かれたとき、あなたなら何と答えますか?
恐らく、「当たり前のことでしょ。そんなこと言ってないで勉強しなさい」なんて、怒ってしまうママもいるはず。
しかし子ども自身も、「勉強はしなければいけない」「勉強はするものだ」ということはわかっているのだそうです。
そのため「なぜ、勉強しなければいけないの?」と聞く子どもは、答えを求めているのではなく「勉強ができないことへの葛藤と、親の叱責に対する反発だと思ってください」と向谷さんはアドバイスします。
そして向谷さんならば、この質問を受けたとき「勉強つまらないよな。勉強だけが人生じゃない。宿題だけにしといたら」と返すのだそう。
そうすると、てっきり「勉強しろ」と言われると思っていた子どもは拍子抜けし、親に対する反発が消えていくといいます。
そして「勉強だけが人生だけじゃない」といった言葉から、子どもの気持ちも楽になるのです。
叱ったからといって、勉強をする子どもにはなりません。
その代わり、子どもが机に向かって勉強している時、テストの点数が上がっている時には「すごいわね」なんて誉めてみましょう。
こうすることで、子どもの勉強に対するモチベーションを上げることにつながっていくのです。
まとめ
子育ては悩みの連続です。
突然の子どもからの「なぜ?」に対して、適当に返事したことに、反省することもあるのではないでしょうか。
本書の中で向谷さんは「子どもの疑問は大人へと成長していくためのハードルであり、これを一つひとつ飛び越えていくことによって社会規範を身に着け、価値観や人生観が形づくられていく」と述べています。
子どもの質問に親もしっかり向き合い、考えることが大切になるはず。
しかし子どもを納得させる答えを示すのは、容易ではありません。そんなときに本書は、親としてどう答えるべきかの参考になるでしょう。ぜひ手に取って、子育てに役立ててみてください。
向谷匡史『考える力を育てる 子どもの「なぜ」の答え方』向谷匡史『考える力を育てる 子どもの「なぜ」の答え方』
ハピママ引用
今回は、僧侶・保護司・空手道場館長の向谷匡史さんの著書より、子どもの「なぜ」に対する答え方の一部をご紹介します。
考える力が育つ!返答に困る「子どもの質問」への正しい答え方
会話の中で「なぜしちゃいけないの?」「なぜしなくちゃいけないの?」と子どもから質問されることはありませんか?
大人なら当たり前に思っていることでも、子どもにとっては不思議なことが世の中にはたくさん。子どもからの無邪気な質問に、時にはどう答えるべきか悩むこともあるでしょう。
浄土真宗本願寺派僧侶、保護司、空手道場館長として、20年にわたって子ども達と向き合ってきた向谷匡史さん。
向谷匡史さんの著書『考える力を育てる 子どもの「なぜ」の答え方』では、実体験をもとに、子どもが自ら考え、成長し、自立できる答え方が紹介されています。
そこで今回は本書の中から、家庭の「なぜ」に関する答え方を2つピックアップしたいと思います。
1:「なぜ、ゲームばかりしていてはいけないの?」
学校から帰るとすぐにゲームを始める、家族で外食に行っても、旅行に行ってもゲーム機を離さないなど、子どもとゲームの付き合い方に悩むママは少なくありません。
「いつまでゲームしてるの!」なんて叱った経験がある方もいるのではないでしょうか。
ゲームに関して親から叱られることで、「ゲーム=悪」と思ってしまう子どもが多いといいます。しかしゲームを楽しむことは、決して悪いことではありません。
向谷さんは「ゲームをやってはいけない」というのではなく、「ゲームばかりやってはいけない」という両者の区別をはっきりさせて、「どうしてゲームばかりやってはいけないの?」との質問に答えるべきだと考えているそうです。
そして向谷さんの答えは「バカになるから」というシンプルなもの。
高学年の子どもであれば「ゲームは頭を使うよ!」なんて反論することもあるでしょう。
そんなときには、「それじゃあゲームを頑張ったら算数や国語ができるようになる?」と問いかけてみます。これに「いや……」と子どもが返事に詰まれば、次の会話をしていきましょう。
「一日は24時間だよね。学校に8時間、睡眠に8時間、それに食事やお風呂、習い事、宿題、テレビを見る時間を引いたら残りは何時間?」と一緒に計算をしていけば、残るのは2時間程度。
そこから「その2時間全部をゲームに使って、勉強もしない、本も読まないとなれば、バカになるんじゃない?」と、子どもにもわかる理屈を話すのです。
そして「ゲームをやるのが悪いのではなく、ゲームばっかりやるのはダメだってこと。だから週に1回だけ、1時間はどう?」と代替案を出します。
すると「週1回じゃ少ないよ。3回」(子ども)、「3回は多いわね。それじゃあ間をとって2回」(母親)などと、親子で話し合うことができます。
親が一方的に禁止する、時間を設定するのではなく、話し合って子どもを納得させることがポイントになるのです。
2:「なぜ、勉強しなければいけないの?」
子どもから「なぜ勉強しなきゃダメなの?」「なぜ宿題をしなければならないの?」と聞かれたとき、あなたなら何と答えますか?
恐らく、「当たり前のことでしょ。そんなこと言ってないで勉強しなさい」なんて、怒ってしまうママもいるはず。
しかし子ども自身も、「勉強はしなければいけない」「勉強はするものだ」ということはわかっているのだそうです。
そのため「なぜ、勉強しなければいけないの?」と聞く子どもは、答えを求めているのではなく「勉強ができないことへの葛藤と、親の叱責に対する反発だと思ってください」と向谷さんはアドバイスします。
そして向谷さんならば、この質問を受けたとき「勉強つまらないよな。勉強だけが人生じゃない。宿題だけにしといたら」と返すのだそう。
そうすると、てっきり「勉強しろ」と言われると思っていた子どもは拍子抜けし、親に対する反発が消えていくといいます。
そして「勉強だけが人生だけじゃない」といった言葉から、子どもの気持ちも楽になるのです。
叱ったからといって、勉強をする子どもにはなりません。
その代わり、子どもが机に向かって勉強している時、テストの点数が上がっている時には「すごいわね」なんて誉めてみましょう。
こうすることで、子どもの勉強に対するモチベーションを上げることにつながっていくのです。
まとめ
子育ては悩みの連続です。
突然の子どもからの「なぜ?」に対して、適当に返事したことに、反省することもあるのではないでしょうか。
本書の中で向谷さんは「子どもの疑問は大人へと成長していくためのハードルであり、これを一つひとつ飛び越えていくことによって社会規範を身に着け、価値観や人生観が形づくられていく」と述べています。
子どもの質問に親もしっかり向き合い、考えることが大切になるはず。
しかし子どもを納得させる答えを示すのは、容易ではありません。そんなときに本書は、親としてどう答えるべきかの参考になるでしょう。ぜひ手に取って、子育てに役立ててみてください。
向谷匡史『考える力を育てる 子どもの「なぜ」の答え方』向谷匡史『考える力を育てる 子どもの「なぜ」の答え方』
ハピママ引用